五枚橋ワイナリー メルロー+カベルネ・ソーヴィニヨン2019AF (古樽熟成)

内容量 : 750ml 　アルコール度 : 13.5%
瓶詰本数 : 299本

タランソー社のアリエール産オークの古樽での熟成。メルロー57％、カベルネ・ソーヴィニヨン43％。メルローは、栽培方法の効果もあり、厚みのあるボディ、これにカベルネ・ソーヴィ二ヨンの締まったタンニンが明確な縁取りを与えます。2種類の品種の特徴が相まって全体に複雑味のある味の広がりが感じられます。メルローの性格がやや前に出ていて、酵母をブルゴーニュ由来のものに変えた効果か、フィニッシュがすっきりしており、口に含んだ香りと果実味の明確さが強調されるようです。

2019年の葡萄

2019年4月、5月、気温は比較的高く、晴天に恵まれ発芽は順調。6月からの気温も比較的高く推移し、8月上旬には夏らしいかなりの暑さもあり、生育も順調でした。秋になり9月も晴天に恵まれましたが、10月に入り台風の襲来も多いこともあり、やや早めの収穫、それでも糖度は21度を超えました。この年は、前年以上に結実後の房の周囲に段階的に日光を当て、風の通り、枝の状態をケアする明確なキャノピーマネージメントに力を注ぎ、結果、皮の厚みを増しました。さらにメルローの発酵酵母をボルドー由来の酵母からブルゴーニュ由来の酵母に変え、ボディに厚みがありながらまろみを伴った、少しリニューアル感のある赤ワインになりました。




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